しつけとして子犬のうちにやっておきたいことがいくつかあります。
そのひとつが、いろいろなものに触れさせておくということです。
子犬はまだまだ知らないことが多く、どれが安全で、どれが危険なのかということもよく分かっていないので、世の中にはいろいろなものがあるということを理解させる必要があります。

犬以外にもさまざまな動物がいて、飼い主以外にも人間がたくさんいて、生き物以外にも車や電車などの動くものがある。
身の回りにはいろいろなものがあるということを徐々に分からせます。
急に人が多いところなどに連れて行くと怖がる可能性もあるので、少しずつ学ばせていきましょう。

もしも犬が怖がっている反応を見せたら、飼い主が優しく大丈夫だということを教えてあげることが大切です。
そうすれば、犬も安全だということが分かって安心します。

こういう経験がないままに成長してしまうと、見慣れないものに出会ったときにすぐ吠えるようになってしまいます。
散歩をしているときに他の犬とすれ違うたびに吠えたり、誰か来客があったときに吠えるのは、これが理由のひとつでもあります。

犬は安全かどうか分からないので警告のために吠えたり、または見知らぬものに対する恐怖心で吠えたりもします。
「これは安全なんだよ」「怖がらなくても大丈夫だよ」などと優しく声をかけてあげれば犬もリラックスできますし、危険なものではないと学習もしていきます。

無駄に吠えているからと叱るのは、しつけとは言えません。
犬がどうして鳴いているのか、理由を考えることが重要です。