犬のしつけは成犬になってからでは時間がかかる上、うまくいかないことも多くなります。
そのため、子犬の段階でしっかりとしつけをすることが重要です。

目一杯甘やかすことが、犬にとって良いことだと勘違いしている人もいるかもしれません。
しかし、あまりに犬と飼い主がべったりしていると飼い主に対する犬の依存心が強くなり、そのせいで問題行動を起こすこともあり得ます。
きちんとしつけるためには、犬よりも飼い主の立場が上であるということをしっかりと認識させなければなりません。

犬は群れの中で順位をつけますから、飼い主が自分よりも下だと見れば、なかなか言うことを聞いてくれません。
また、自分が吠えれば人間が言うことを聞いてくれると分かると、エサがほしい、遊んでほしいなど、要求がある度に吠えるようになり、無駄吠えにもつながります。
犬が吠える度に飼い主が何かをしてあげていると犬はどんどんわがままになり、手に負えなくなっていきます。

そうならないためには、犬の要求に折れず、しっかりとした態度で接することが重要です。
「お腹が空いているみたいで可哀想」と思い、鳴いたらすぐにエサをやってしまうと、人間の方が立場が低いという誤った認識を与えかねません。
特に子犬のうちは見た目も可愛らしく、よく鳴くこともあるのですぐに何でもしてあげたくなりますが、するべきときはする、しないときはしないというけじめが大切です。
可愛がるのと甘やかすのは違うということを、まずは飼い主がきちんと認識しましょう。