犬のしつけの中のひとつに、無駄吠えをどうやって止めさせるかという問題があります。
しかし、無駄吠えというのは、あくまで人間視点の言葉です。
人間には無駄と思えるようなことでも、犬には意味のある行為なのです。
まずはなぜ吠えるのか、その理由を考えなければなりません。

犬が吠えるのは、構って欲しいという欲求不満の表れであったり、見知らぬ犬や人間に対する恐怖、または一人でずっといることの不安の表れであったりします。
また、子犬の頃に怖い体験をしているとそれがトラウマになり、恐れで吠えることが多くなったりもします。
それぞれ意味合いが違いますので、原因に応じた対応をする必要があります。

しつけの方法は、基本的に飼い主がしてほしい行動をとったときに褒めることが大切です。
吠えて欲しくないときに大人しくしていた、または吠えていたけれども大人しくなったというときに褒めてあげたり、ご褒美をあげたりしましょう。
そうすることで、どういう行動が自分にとってメリットがあるのかを犬も認識できるようになってきます。
子犬を叱りつけることはあまり良くないので、注意が必要です。

ある程度吠える行為が収まってきたら、今度はいろいろな場所でそれをやってみます。
自宅では大人しくなっても、他のところに行った途端、再び無駄に吠えるようになることもあるので、いろいろな場所でしつけを繰り返すことが必要になります。

また、無駄吠えの解決方法として「ショックカラー」というものもあります。
犬が吠えると電流が流れ、痛みを与えることで大人しくさせるものです。
痛みを与えれば無駄吠えはなくなるかもしれませんが、犬のことを考えるとあまりお勧めできる方法ではありません。