犬をしつける上で多くの人が悩んでいることといえば、無駄吠えを治すことではないでしょうか。
犬は子犬のうちからしっかりとしつけをしておかないと、無駄吠えが多くなったりします。

吠えるからには犬にも理由があります。
人間には言葉はありますが、犬にはありません。
ですから、吠えることによっていろいろなことを伝えようとしているのです。

吠える理由のひとつに、要求による無駄吠えがあります。
お腹が空いた、喉がかわいた、かまってほしいなどの欲求を解消したいために吠えるわけです。
自分に注意を向けたいがために吠えるとも言えます。
この場合は、必要な欲求を満たしてあげると鳴き止むことがあります。

しかし、中にはただ飼い主の関心を引きたいだけというわがままで吠える犬もいます。
このような場合は、相手にしないことが大切です。
「タイムアウト」とも呼ばれる方法で、犬を別の部屋に入れたり、飼い主自身が部屋から出ていったりし、一定期間まったく犬の相手をしないようにします。
わがままで吠える犬は「吠える→かまってくれる」という思考パターンを持っていることが多いので、そのパターンを「吠える→かまってくれない」と反対に変えてしまうのです。

そしてここからが重要なことですが、吠えるのを止めたときにはしっかりと褒めてあげましょう。
何かご褒美をあげるのも良いでしょう。
そうすると「おとなしくする→褒めてもらえる」という思考パターンが新たに形成され、犬も無駄に吠えることがなくなります。

しつけは成犬になってからだと困難な場合が多いので、子犬のうちからこのような思考パターンを身につけさせると良いでしょう。