犬は集団の中での位置づけを重視する動物です。
そのため、自分のポジションが一番下であるということをしっかり認識させれば、言うこともよく聞くようになります。

しかし、雄犬の場合は支配欲が高まることがあり、要求をかなえるためによく吠えることがあります。
これに対し、飼い主は応えてはいけません。
応えてしまうと、吠えることを止めないどころかどんどん増えていき、やがて自分の方が地位が上だと思ってしまうこともあります。
これはしつけとしても非常に困ったケースです。

そうならないためにも、要求吠えに応じないことが大切です。
犬は本来、群れをなして生活する習性があるため、群れから疎外されることをとても苦痛に感じます。
人間が相手をしないことは犬にとっての罰となるので、体罰よりよほど良い対策となります。

どうしても興奮して鳴き止まない場合は、ハウスに入れてあげても良いでしょう。
ハウスがリラックスできる場所であると学習できていれば、中に入るだけでかなり興奮を鎮めることができます。
さらにハウスを毛布などで覆ってしまえば視界も遮断され、不安感は大きく和らぎます。

子犬のうちにしつけておきたいことはいろいろとありますが、一番には飼い主がリーダーであるということを認識させることが大切です。
この意識がないと、犬はなかなか言うことも聞きません。
加えて、子犬のうちにリラックスできる方法を確立しておけば、何かトラブルがあったときにも安心です。