子犬を飼うことになった場合、最初の何日かは夜鳴きをすることがあります。
それまで母親や兄弟たちと一緒にいたのに、ガラリと環境が変わるわけですから、夜鳴きをするのも当然のことです。
しかし、可哀想だからといって飼い主がずっとそばについていることは、しつけの観点からすると良くありません。

子犬が寝る場所を決めたら、できるだけそこから移動させないようにしましょう。
寝る場所は必ずそこでなければならないということを学習させるためです。
飼い主と同じ場所で寝かせると、いつまで経っても飼い主から離れられなくなることがあるので注意が必要です。

大体2~3日ほども経つと、子犬の夜鳴きはおさまります。
鳴いたからといって、その度に飼い主が行って相手をしてやると、子犬は吠えることによって誰かが来てくれると覚えてしまい、結果的になかなか夜鳴きが治らなくなります。
また、吠えることによって人間がやってくるという認識は、犬と人間との間の主従関係をわきまえさせる上でも大きな障害となりかねません。

人間よりも自分の方が上だと思ってしまうと、その後のしつけにも大きな影響を与えます。
お腹が空いたら吠えることでエサを持ってきてもらう。
構って欲しくなったら、吠えれば人間が来てくれる。
このように学習してしまうと、犬は飼い主の言うことをちゃんと聞かなくなり、無駄吠えも増えます。

子犬を育てるときは、後々のことを考えての我慢も必要です。
その場の感情に流されず、毅然とした態度で臨みましょう。