子犬をしつけるときの基本は、褒めることです。
しかし、ただ褒めるだけではなかなかうまくいかないこともあるでしょう。
そんなときは、どうすれば良いのでしょうか。
いうことをきかないからといって、絶対にやってはいけないのは体罰です。
手で叩いたり、足で蹴ったりして直接痛みを与えることはもちろん、チョークチェーンを思いっきり引っ張るなどという間接的なこともいけません。
体罰はしつけにおいて、デメリットの方が大きいとされています。
罰として与えるのは、サプライズの方が向いています。
こちらは驚かすことをメインとし、痛みを与えることはありません。
何かが急に起こって驚くと、犬は行動を中断してしまいます。
この方法は、やたらと吠えるようなときにも効果的です。
サプライズとして考えられるのは、急に顔の上に布をかぶせるなど視覚的なもの、大きな音を出す聴覚的なものなど、いろいろとあります。
噛みグセがある犬には、噛みつき防止剤の「ビターアップル」というものがあります。
リンゴの苦み成分を抽出したもので、噛むと非常に苦いため、味覚的な驚きを与えます。
あくまで褒めて育てることが大切で、基本でもありますが、必ずしもすべての犬にあてはまるとは限らないので、これらのサプライズも覚えておくと良いでしょう。
唸る、吠えるといった行為は、犬なりの理由があってすることです。
何が原因なのかをよく考え、それに応じた対策をしてあげなければなりません。
子犬のうちからしっかりとしたしつけを心がけ、できるだけ問題行動をしないように育てることが、犬にとっての幸せでもあります。
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