犬のしつけには、何か好ましいことをしたときに褒める方法と、悪いことをしたときに罰を与える方法があります。
基本的に、犬は褒めて育てる方が従順になりやすいとされています。
体罰は最も良くないことで、反抗的になる場合もあり、メリットよりもデメリット方が大きいと言われています。
そのため子犬から育てようという場合は、むやみに叱るようなことは決してしない方が良いでしょう。
犬を褒めたり、ご褒美を与えたりする際に気をつけるべきことは、タイミングです。
これを間違ってしまうと、しつけがうまくいきません。
また、家族で犬を飼っている場合、人によって対応が違うと犬もきちんと理解ができず、うまく適応できません。
犬がよく無駄吠えをする場合、時には大きな声で叱ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、これは良くありません。
犬が人間に構って欲しいために吠えることもあり、叱るという反応を示すことで「吠えたら構ってくれた」と犬が勘違いしてしまうのです。
無駄に吠えることを止めさせたいならば、相手をしないことが肝心です。
すると犬は、「前は吠えたら相手をしてくれたけど、最近は相手をしてくれなくなったなぁ」と思い、だんだんと吠えなくなっていきます。
ここで鳴き止まないからと折れて相手をしてしまうと、犬は吠えれば自分に都合の良いことが起こると学習してしまいます。
いくら吠えても相手をしないようにし、吠え止んだら相手をしてあげるようにすると、犬は吠えない方が良いことがあると分かってきます。
子犬のうちからこのようにしつけをすると、大きくなってからも無駄吠えをしないようになります。
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